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戦いの火ぶた






【上】ウジェーヌ・ドラクロア《ヤコブと天使の戦い》
【中】マルク・シャガール《ヤコブと天使の戦い》
【下】ポール・ゴーギャン《説教の後の幻影「ヤコブと天使の闘い」》
聖書の世界には全く疎い私ですので、描かれている場面がどのようなものなのかも全く知りませんでした。
ウィキペディアで調べてみても、今一つストーリーが飲み込めません。なにはともあれ、旧約聖書の中で、「イスラエル」の国名のもととなった場面である、ということを知りました。
シャガールは敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれたようなので、この画題に取り組んだのは頷けます。
宗教画として見ると、ゴーギャンの画は少しユーモラス、というか、現代の「マンガ」っぽいところがミスマッチでかわいいですね。


橋下さん、またまたはじめましたね。

しかし今度は手強いですよ。世界が相手ですから。

第2次世界大戦に関わることとなると、日本には世界に味方がいない。中韓はもちろん欧も米も、ここぞとばかりに日本を攻めてきます。ましてその内容が慰安女性の問題であれば、キリスト教文化圏の欧、米は欲望を罪と見なす傾向がある上にジェンダーも問題がからんできますので、現実がどうであれ絶対に「それが自然なこと…本音を言えば…」とは認めません。

しかし、私は橋下さんの今回の発言も、世界中からのバッシングを含めて大変な議論になることをはじめから計算しての「確信犯」だと思います。

私が橋下さんをすごいと思うのは、打たれることを恐れずに、既成概念にパンチを浴びせかけ、そのことによってこれまで皆がなんとなく「これが正しい」と思い込んでいることをあらためて議論の俎上に乗せ、価値のリプレイスを行うところです。

…と、ここまで書いたところで、ニュースで橋下さんが沖縄の米軍にフーゾクを利用するよう言った言葉を「軽率だった」と自ら撤回したことを知りました。

賢明だと思います。正義と悪、白と黒、ピューリタリズム特有の二元論の牙城の中の牙城、米軍に「グレーを認めよ」と言ったところで通じるわけもなく、日本に恨みと嫉妬を持つ中韓とともに「やっぱり日本は黒だった」という決めつけにあって叩かれるのが関の山で、勝ち目はありません。

橋下さんは無謀に見えて、勝ち目のない戦いを避けるクレバーさも持ち合わせています。橋下さんの戦い方は非常に明快です。まず、開始早々から休まずパンチを出しながらぎりぎりまで間合いを詰めて無謀に見える程の接近戦を挑む…この段階で自分もかなり被弾することを計算していますが「ここまでであれば自分がダウンして立ち上がれなくなる、ということにはならない」という臨界点をよく見極めているところが彼独特です。そうして、相手が本気で反撃しだしたら、相手のパンチの強さに合わせて少し間合いを開ける。相手のパンチに威力が無ければそのまま踏み込んで行って一気にKOをねらう。ある程度の被弾覚悟で体力のある間にできる限りのダメージを相手に与え、相手が強ければそこからは間合いをとって持久戦に持ち込み、最後は判定勝ちをねらう。本当に橋下さんの闘い方はボクシングの試合を見ているようです。

確かに、負けたくはないが戦いを避けていたのでは何も変わらない、つまり、戦わなくてはならないが負けるわけにはいかない、となれば、圧倒的な強さを持っているわけではないプレーヤーにとってはこれ以外に考えられない、というくらい考え尽くされた戦略だと思われます。

私が見る限り、橋本さんは政治ボクシングの国内チャンピオンの実力がありますが、世界となるとどうでしょうか。相手がデカすぎる、という問題がある気がします。スポーツのボクシングのように体重別の階級が設けられていませんから。

それでも、そろそろ日本の政治家さんたちが世界と戦わざるを得ない時が近づいているような気がします。最近…。そういう点では、橋下さんのような「戦略的に戦い方を考え、そう簡単には負けない」政治家が現れたことは頼もしいのかも知れません。



http://digitrek.co.jp


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コメント
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  • -
  • 2013/05/17 1:42 PM
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家の噺

長期間更新を休止しておりましたが、復活させることにいたしました。今後ともよろしくお願いします。